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仕事ドキュメンタリー
Vol.1「誰からも信頼される存在に」

Vol.1 「誰からも信頼される存在に」

「人」好きでないと務まらない仕事

京都本社 きもの部門商品部 北村優太。
北村が所属する商品部の仕事は売れる商品を見極め仕入れ先から商品を仕入れることだ。
商品部はたくさんの人と関わることが多い。
お客様や仕入れ先はもちろん、お客様への販売を担当する各営業部員とのやりとりも頻繁にある。
コミュニケーションが大事であることは言うまでもないが「人」好きでないと務まらない仕事だと北村は考える。

「人」が好きな北村の仕事スタイル。
それはお客様と密なコミュニケーションをとってお客様と共に企画や商品を作り上げていくことだ。
企画や商品を一方的に販売することは好まない。
お客様が納得した上での販売でなければ次に繋がらないと考えるからだ。
だから、お客様は北村を信頼する。
相手があってこその自分。
「相手に何を提供することができるのか」を北村は常に考えている。

お客様からの信頼を得るために

北村の1日は長い。
昼間は社内での商品整理や各営業部員とのやりとりが多く、お客様や仕入れ先への営業は夕方からだ。
お客様や仕入れ先の忙しくない時間帯に訪問することは商売はもとよりプライベートな話まで行える等中身の濃いコミュニケーションに繋がる。
こうしてお客様や仕入れ先からの信頼を積み重ねていく。

お客様と仕入れ先の間でモノを動かす単なる仲介役としての商社はもはや必要とされていない。
商社が今、求められているのはどういった付加価値を生み出せるかである。
北村はその付加価値としてコミュニケーションの重要性を上げる。
いかにお客様や仕入れ先のことを考えて、とことん向き合えるか。
どうすれば今以上にお客様や仕入れ先との良い関係を築けるか。
信頼を積み重ねる北村の長い1日が今日も始まる。